平成8年度鳥取大学授業計画(シラバス)
 
応用数理工学科
 


力学T
 
Mechanics I
 
担当教官:久保昇三    科目コード:T81509
 
専門科目  必修  2単位 2年前期
 


授業の目標
 
物理学の最も基本的な部分としてのニュートン力学をしっかりと勉強させる。
 


授業の概要
 
自然界において法則性が成り立ち、それを定量的に数学によって表現することができ、
きわめて簡潔で正確な法則として表現されること、それを出発点とする論理的展開であ
る数学によって各種の法則が派生すること、典型例としての個別問題が十分な一般化の
可能性を持つことを単一質点の運動、2質点の衝突等を通して理解させる。     
 

授業計画(週単位)
 
授 業 内 容授 業 内 容
第1週 自然界における法則、物理法則の
 工学への応用:予測
第9週 質量中心系          
第2週 ニュートンの法則、1次元、2次
 元、円運動
第10週  2次元の衝突
第3週 磁場内での荷電粒子の運動    第11週 仕事、仕事率、力学的エネルギー
第4週 抵抗を受ける運動        第12週 力学的エネルギーの保存則
第5週 万有引力、惑星の運動      第13週 振動
第6週 万有引力            第14週 まとめ
第7週 衝突の法則、運動量の保存    第15週 (予備日)
第8週 作用、反作用と力積       第16週 (予備日)



授業のレベル:基礎的科目
 
テキスト・参考書:A.P.フレンチ著、橘高知義監訳「MIT物理 力学」(培風館)
 
授業の形式:講義を主体とする
 
成績の評価:期末試験の成績を重視する
 

担当教官からのメッセージ

予習しておくように
 

書き込み年月日:平成8年1月21日/電話番号:(内線)4570