レポートについて
作成: 2008-08-06
再提出レポートで守ってほしいこと
以下のようなことは言うまでもない常識だと思っていたのだけれど、
そう思っていない学生もいるようなので、この機会に明文化しておきます。
- どこを直したのか分からないような再提出レポートは
採点を拒否することがあります。 (物理学実験で既に言われているはず)
- 原則として、改訂版を別紙に作成し、
旧版に添付して「○ページ目から改訂版」みたいに書いてください。
- 改訂箇所が少ない場合は、
青ペンで直すとか
蛍光ペンで修正箇所をマークするとかいった方法も「あり」です。
その場合、表紙に「○ページ目に加筆」などと書いてください。
なお、鉛筆で加筆しただけの場合は「未修正」と見なします。
- 旧版で指摘を受けた箇所を消しゴムで消すのは
決定的な反則です。 なかったことにすればいいってもんじゃない。
これをやった場合には、
そのレポートは二度と見てもらえないものと覚悟してください。
- 再提出レポートでは、
初回レポートよりも採点基準が厳しくなる場合があります。
- 「□□君の返却レポートを見たら、
こう書いて○になっていたのに、
同じことを書いてなぜ×なのですか?」
→ そういう質問をする時点で終わっているような気もしますが、
いちおう答えておきましょう。
もともとそれは△なのです。
初回採点では大目に見て○にしたけれど、
再提出レポートでそれと同じ解答があった場合、
他人の解答をそのまま理解せずに写したものと判断して×にする、
とかいうケースです。
- 不完全な答えを多くの人がそのままなぞってきた場合、
その解答例に対する評価は、そのぶん厳しくなります。
多人数で相談してやるのはかまわないが、
そのぶん、より良い結果を出せ、と言いたい。
- 自分で答えを見つけるために試行錯誤するのはプラス評価ですが、
他人の試行錯誤をそのまま繰り返すのはマイナス評価になります。
- 直接指摘を受けた箇所だけを修正すれば良いとは限りません。
同じ指摘があてはまる箇所がほかにもある場合、
それも全て直してから再提出してください。
- 再提出レポートには改訂日付を入れてください。
数値計算レポート
- プログラムをメモ帳に貼りつけて印刷するのは、やめてください。
プログラム(*.f90とか)を直接印刷するか、
またはレポート本文に完全に組み込むか、どちらかにすること。
- 自分が実際に使ったプログラムを提出してください。
提出されたプログラムにバグがあるのに実行結果がまともだというのは、
不正行為の疑いがあります。
- 数値計算に使ったプログラムは、そのまま消さずに取っておいてください。
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[力学演習]