おや? こんなところにエスペラントが!
エスペラントを使った商標・商品名が
ときどきあります。
それ以外にも「おや,こんなところに…」と驚くことがないとは言えない。
その一端を紹介しましょう。
同じような趣旨のページとして、
豊中エスペラント会の
「『エスペラント』の文字を含むページへのリンク」というのもあり、
当ページよりも桁違いに多くの情報が集められています。
情報提供は
大信田 <ooshida@damp.tottori-u.ac.jp>までお願いします。
- 出張の帰りに東京駅で見かけて「おや」と思ったのですが、
どうやらOAZOという名前の通路ができたようです。
OAZO(オアーゾ)とは
エスペラント語で「オアシス」のこと。
- 「フランス語の造語規則に照らして考えると、
『タカラジェンヌ』の語幹には takarazienne のように z が
入っているに違いない」という話で、
ちょっとだけエスペラントに言及があるのを発見。
- JR東日本の「あたらしい旅」の拠点は、
鉄道で来てゆっくり滞在できる、
「ファミリーオ」
「フォルクローロ」の両シリーズのホテル。
この名前は エスペラントの
「familio(=家族)」「folkloro(=民話,民俗学)」にちなんだものです。
- 柳田國男の「瑞西(スイス)日記」(1922年)に、
世界エスペラント協会事務所を訪れたという記述があります。
- 多言語エディタmuleについてくる
サンプル文書「各国語のあいさつ」。
日本語、エストニア語、ヘブライ語などと並んで
エスペラントの「Saluton」が載っている。
- 広末涼子の初期の映画「20世紀ノスタルジア」の CD-ROMには
「Nova Stelo」というタイトルがついています。
これは映画のモチーフに関係する宮沢賢治にちなんでつけた名前だそうで、
エスペラント語で「新しい星」という意味です。
(宮沢賢治がエスペラントを勉強したというのは有名な話。
ただしあまり上手にはならなかったようです。)
- 自動車の「ジュナ」は
エスペラントの「juna(ユーナ=『若い』)」から取ったもの。
また
「シビック フェリオ」という車もあり、
「ferio(=『休日』 )」に由来しています。
※ それ以外の自動車についても「もしかして…?」という例は
いろいろあります。
青山徹さん提供の情報をごらんください。
- 同じく「juna」の話。
カメラメーカー「ニコン」は、
若手写真家のための写真展
「ニコンサロンJuna21」を毎月1週間ずつ開催するそうです。
こちらはちゃんと「ユーナにじゅういち」と読みます。
- 「ヤクルト」は
エスペラントの「jah^urto(ヤフルト=『ヨーグルト』)」に
由来するという話。
- 仙台の後藤文彦さんが書いていたので私も思い出したのですが、
ペプシの炭酸飲料で
「ミリンダ」というのがありますね。
[Infoseekで「ミリンダ」を検索]
※ むかし私が12歳の頃、エスペラントをちょっと勉強した際に
「『midinda』とは『驚くべき』『すばらしい』を意味する」と
いうことを知って、
「そうか、エスペラントって じつは
ジュースの名前に使われていたんだ」と
思ったものです。
… でも本当にエスペラント由来なのかどうか、
ウェブで調べてみましたが よく分かりません。
誰かおしえて。
- 昔(今も?)「フェリーチェ」という洗剤があったような記憶があります。
もしかしてエスペラントの「felic^e(フェリーチェ=『幸せに』)」?
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komentojn al: ooshida@damp.tottori-u.ac.jp
modifig^is: 1998-04-16 / 2004-06-06